核爆発では数キロの被害でも、そのきのこ雲によって上空に舞い上がるチリが放射線を振りまく物質となり風に乗って数十キロ、ときには数百キロまで被害を及ぼすことがあります。その雲が雨を降らせてあらゆるものに付着し、またはチリを吸い込むことによって内部被ばくを引き起こします。爆心地から離れた場所にいた場合は指示があるまで屋内待機が鉄則であり、建物の奥に避難し出来る限り隙間を無くして外気の侵入を阻止します。一般住宅ではそれらに限界があり、木造家屋や窓などは放射線を遮断出来ません。CRISIS-01は有害物質をろ過する特殊フィルターが搭載され、さらに鉛板に覆われている核シェルターです。